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阪の高性能注文住宅、リーフアーキテクチャの猪倉です。
先日書いていたブログの続きです。
最近、人気の「リノベーション」。
リノベーション専門店ができたり、従来、新築を手掛けていた会社が新たに事業として手掛けたり。
リーフアーキテクチャでも今まで何軒ものリノベーションや、リフォームに取り組んできました。
その中では、見積もりや現地調査まで行ったものの、実現できなかった現場も。
いつも、リノベーションの相談を受けるとき、ある種、憂鬱な問題が起こります。
それは特に、戸建て住宅に多いとも言えます。
戸建て住宅でリノベーションを依頼される場合、要望されるのは次のような項目が多いです。
などなどです。
しかし、5はともかく、1から4の項目はお互いにそれぞれが密接に絡み合っていて、根本的に解決しようとすると「建て替え」の方が安く、効果も高いことが多いのです。
大阪でも郊外に行くと昔ながらの建物、瓦は本瓦、和室を取り巻くように広縁があり、柱間いっぱいにアルミサッシュが入っている。
このような場合、多くは真壁づくり(構造材の柱が露出している)の場合も多く、その柱と土壁の合間に隙間があって、外部が見えたりします。
床下に潜ってみると基礎も独立基礎。束石の上に柱が建っており、地面が露出してみてている状態。
このような場合に、例えば耐震性を高める方法として
重い瓦屋根を取り外して軽い屋根材に葺き替える。
壁に構造用合板や筋交いなどを入れ、耐力壁を増やす。
床をはぐって、基礎を新設する
などなどの方法がありますが、厄介なのは、どれも、一部だけで済ますことができないということ。
家はバランスの上に成り立っているので、特に構造や断熱に係る部分は下手に触ると、触らなかった部分が相対的に弱くなり、そこにいろいろなストレスが集中したりしてしまいます。
冬の寒さをしのぐために、リフォームで床暖房を、という希望も良くお聞きします。
しかし、気密断熱のとれていない家で床暖房だけ設置しても、吹雪の冬山にお尻だけあったてめているようなもので、いざ、床暖房の入っていない廊下や玄関などにでるとヒートショックの恐れも。
マンションの場合は基本的な構造体は「共用部分」ですし、触ることもできないので
「やることが限られている分、やるべきことが明確」
です。
しかし、築古の戸建て住宅のリノベーションは本当にリノベーションがよいのか、建て替えがよいのかを慎重に検討しないと、後で後悔することになってしまいます。
戸建てのみならず、マンションにしても、迷うポイントはだいたい共通しています。
特に、これから中古マンションを手に入れて、リノベーションを予定されている場合は、じっくりと物件を見れる機会もないので、予算の把握、できることできないこと、などの判断が難しいかと思います。
そのような、最近多い、お悩みにすこしでも役立てばと、中古マンションリノベの相談会も開催する予定です。新築以上に、解決すべき点がいろいろと出てくるリノベーション。苦労も多いですが、低コストで自分らしい暮らしの空間が手に入るだいご味は何物にも代えられないもの。
その為に大切なのは専門知識を持ったパートナー選びです。戸建て、マンションでのリノベーションのお悩みもお気軽にご相談ください。
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大阪の注文住宅ならリーフアーキテクチュア
株式会社リーフ 代表 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
リーフ大阪南港ショールーム
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