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1級建築士で宅建士、リーフの猪倉です。
先日、兵庫県伊丹市に於いて着工予定のK様邸上棟式(じょうとうしき)をとりおこないました。
上棟式とは家の骨組みが完成する「棟上げ(むねあげ)」という節目に行われる、工事の安全と家内安全、そして関係者への感謝を祈願する儀式です。家屋の守護神や大工の神様を祀り、これからの工事の無事と建物の完成を祈ります。施主(家を建てる人)が職人さんたちへおもてなしやご祝儀を渡して労う意味合いが強いです。
以前は、お酒やお料理などをふるまい、宴会的なものになる場合もありましたが、最近では簡素化され、執り行わない場合もあります。リーフでは、大切な工事の節目であることから、簡易的なものをさせていただくよう、お施主様にオススメしています。今回のK様邸でもこの簡易バージョンで行われました。
上棟式の前日には上棟作業が行われました。メインの大工さん以外に、お手伝いの大工さんにたくさん来ていただき、1日で家全体の骨組みが組みあがっていく様は何回見ても壮観です。
沢山の資材を上げていくのでレッカー車が大活躍です。前面道路の幅がレッカー車が入れるほど広くない場合は手上げといって人力で上げていく必要がありましたが、こちらの現場ではなんとか乗り入れることができて良かったです。

午前中には一回の部分が完成、引き続き2階部分のくみ上げ作業が行われます。

2階の床板が敷き詰められ、2階の柱梁が組みあがった様子。

夕方までには全体の骨組みが組みあがり、ブルーシートで雨仕舞をして上棟作業が無事完了しました!

さて、上棟作業の翌日がいよいよ上棟式。
準備していた紅白幕を設営し、御幣(ごへい)を組み立てておきます。

お施主様に筆ペンで上棟日やお名前を書きこんでいただきます。
慣れない筆ペンでの記名はなかなかむつかしいですね。
実は、ちょっとしたコツがあります。
御幣の木軸がかなりきれいにカンナ掛けされているのでそのまま書くと墨をはじいてしまいます。
白墨(チョーク)を書くところの面にこすりつけておくと墨が乗りやすくきれいに書けるんですよ。

弊社スタッフの進行により、上棟式を進めます。
まずは一同、御幣に向かい2礼2拍手1礼。

続いて、建物の4隅にお清めのお米、お塩、清酒をまいていただきます。

4隅に撒き終わったところで、施主様から工事側代表として、私に御幣を授与。
この御幣は、後ほど、建物の最頂部(屋根裏の一番高いところ)に設置されます。

滞りなく、上棟式が完了。
ご夫婦で記念撮影。
K様、おめでとうございます!

無事、上棟が済んだK様邸。お施主様のご厚意により、
1月17日(土)18日(日)の2日間、
構造見学会を開催させていただくことになりました。
リーフアーキテクチャのつくる高断熱高気密住宅の秘密を見ることができます。
完成してからでは見ることができない部分です。
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実際に来て見て触れてみて下さい。
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