大阪で高断熱高気密でインテリアにこだわる注文住宅ならリーフアーキテクチュア

みなさんこんにちは、一級建築士で宅建士、リーフの猪倉です。

前回のブログから少し日が空いてしまいました（汗）

今日は、現在完成に向けて工事の進んでいる八尾市神宮寺の家で開催させていただきました「構造見学会」の様子をお届けいたします。

構造見学会とは

みなさん、家づくりを検討されるときに、その住宅会社のモデルハウスや完成見学会は良く見に行かれることがあるかと思います。

それはそれで出来上がりのイメージがつかめて大変良いのですが、完成したお家だとわからないのがそのお家の構造や断熱の作り方なんです。

一番いいのは工事中にその様子を見せてもらう事ですが、なかなかこれを見学会として公開されているところは余りありません。

弊社の場合は、出来るだけ、お施主さんにご協力をいただき、工事中の現場の様子を構造見学会という形で公開しています。

それは、リーフならではの構造や断熱気密、また耐久性について沢山のこだわりがあり、これをぜひ見ていただきたいからなんです。

また最近は気密測定も同じ日に行い、見ていただくようにすることが増えました。

これはこれでいつもハラハラするのですが^^;

幸い、優秀な大工さんのおかげで、いつも目標としている気密の標準値（C値0.5以下）は達成できています。

高断熱高気密な住宅ははそれなりの工夫を施工時に必要とします。

是非、機会があれば検討されている会社の構造見学会に行かれることをお勧めします。

構想見学会の様子

それでは実際の様子を。

今回は気密測定も同時に行うため、はやめに気密測定士の方に来ていただき、準備を始めてもらいました。

窓の一部に開口を空けて気密測定器を据付。

これから室内の空気を外に吸出し、その時の抵抗で家の隙間を計測します。

気密測定にはJIS規格で決められた計測方法の基準があり、ダクトなどの貫通部の開口は目張りが認められていますが、窓やドアなどの目張りは認められていません。

片開きやすべり出し窓など、閉めた時にしっかりと固定できる窓なら気密も出やすいですが、引違窓などは構造上、どうしても窓框の重なり部分、レール部分に隙間ができますので、C値は悪くなります。

最近はそれを嫌い、引違窓を無くす傾向もありますが、そこまで気密にこだわるよりも、実際の使い勝手やいざというときの荷物の搬入経路、万が一の時の脱出経路としても開口部を考えておかないといけないのではないでしょうか。

また最近はへんに気密性能値の競争傾向がありよく

「気密測定の結果、C値は0.34でした！」

など小数点以下2桁まで言われていることもありますが、これも間違い。

C値は小数点以下2桁を四捨五入して出した数値が正解です。

計測値0.34ならC値0.3ですし、0.35ならC値0.4になります。

逆に言えば、それくらいの誤差がある数値です。

数ある住宅性能の一つとしてとらえていただければと思います。

気密測定

準備が整い、見学会に参加いただいた方の前で気密測定の実施。

測定終了後、測定士の方から来場された方に、いろいろとご説明した頂きました。

なかなかこういう機会もないので、ご参加いただいた方は楽しまれたのではないでしょうか。

リーフのこだわり

また、会場にはリーフアーキテクチャが高性能住宅を施工する上でのこだわりをパネルにして掲示していました。

出来上がると目に見えない部分ですがとっても大切な事ばかり。

そちらもご紹介させていただきます。

完成見学会もお楽しみに

今回の見学会にご協力いただきましたお施主様のS様、本当にありがとうございました！

こちらの神宮寺の家、6月の完成に向けて着々と工事が進んでいます。

6月の中頃には完成見学会も開催させていただけそうです。

また、決まりましたらイベントページに詳細をアップいたしますので是非チェックされてくださいね！

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大阪で高性能×インテリアの注文住宅ならリーフアーキテクチュア
株式会社リーフ　代表　猪倉　厚
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