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地震の防災対策を考える

リーフアーキテクチュアの猪倉です。

本日、朝に大きな地震がありました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

地震発生時、私は通勤のために和泉市内を運転中で、揺れにはほとんど気が付きませんでした。

高速道路もまだ通行止めになっておらず、ATCには平常通りに到着しましたが、公共交通機関がほぼ止まり、通勤不可能なスタッフが多く、私ともう一人のスタッフとでお店を開けています。

店の方は数個、ディスプレイ用の雑貨が倒れていたぐらいで大きな被害はありませんでした。

東日本大震災の時も熊本の時も、比較的大きめの地震の後に本震が襲ってきちるので、これから1週間ほどは十分な警戒が必要だと思います。

家具と住宅の専門家の立場から特にこの1週間、気を付けるべき事柄をまとめてみました。

1.コンクリートブロックの危険性から身を守る

今回の地震で一番痛ましい事故である、小学校のコンクリートブロック倒壊。

学校や役場などの公共建築物の耐震補強工事はかなりの確率で進んでいるのに、コンクリートブロックの耐震補強工事がなされていなかったのは、正直、驚きを隠せません。

報道でもあった現場の写真を見ると、控え壁もなく、明らかに対策工事がなされていません。

これが学校敷地より低い歩道に面して設置されていることの危険性をどうしてだれも気が付かなかったのでしょうか。

現在、コンクリートブロックの施工に関してはいろいろな基準が定められています。

大きなものは

「1.2mを超える高さのコンクリートブロックは3.4mごとに控え壁を設けること」

という取り決めです。

弊社でも、新築工事を行う際に、古いブロック塀が敷地にあれば

  • 1.2mまで高さを切り下げる
  • 3.4mごとに控え壁を設ける

のどちらかで対応しています。

もし、皆さんのお近くにコンクリートブロックの塀があれは、高さと控え壁の有無を確認してください。

上図のような対策が施されていない塀は今回の地震で外部からわからない損傷を受けている場合もあるので、次回、少しの振動でも倒れる危険性があります。

自宅の塀にそのようなものがあれば、早い機会に補強工事か切り下げ工事をお勧めします。

また、お近くの学校や役所などの公共建築物にそのような塀が残っている場合は、地域住民として、対応を要望してください。

また、今回より大きい地震が予想されるこの1週間ほどは、近くにそういう場所があれば通行せず、迂回する。子供さんの通学路にそういう場所があれば至急、ルートを変更するなどの対応が必要です。


2.家具の倒壊から身を守る

今回も、倒れてきた書棚の下敷きになり、亡くなられた方がいらっしゃいました。こちらも、家具を長年扱うものとして残念でたまりません。

家具の転倒防止策については姉妹ブログの方でご紹介していきましたが、ご高齢の方や女性の方が単身で暮らしておられる場合はすぐの対応も難しいかと思います。

すぐできて一番の対応策は

この1週間は、背の高い家具が置いているところで就寝しない

ことです。

阪神淡路大震災の時は、「テレビが部屋の端から端まで吹っ飛んできた」という話も聞きました。

低くても重量物のある部屋では就寝しないほうが安心です。

そして、落ち着いて、模様替えする機会があった時、部屋の模様替えの際には是非、これらのことに気を使われてみてください。


3.地震後の生活を守る

地震そのものから身を守ることができたとしても、大規模な地震の場合、救援の手が差し伸べられるまでは時間がかかります。

高層マンションなどで、水道や電気、ガスなどのライフラインが止まってしまうと生活すらできません。

その時の為の普段からの対応策です。

*風呂桶には水を張っておく

断水になる前に(マンションでは貯水タンクが空になる前に)風呂の浴槽に水を張っておきます。断水後の水栓トイレ用水として使えます。残り湯でなく、きれいな水ならば飲料水としても代用できます。

*スマホのアプリにネットラジオを入れておく

地震をはじめとする災害時には正しい情報が欠かせません。ツイッターなどのSNSもありますが、スマホにインターネットラジオのアプリを入れておいて流しっぱなしにしとけば自然と最新情報が耳に入ってきます。今回も、お昼までは店内でNHKのラジオをインターネット経由で流していました。

このほかにも色々とあるかと思いますが、とりあえず、今すぐできる、緊急性の高いものをまとめてみました。

最近の地震は前震、余震と続く場合が多いので、ここしばらくは本当に注意が必要です。

どうぞ、皆様、お気を付けください。

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