古民家カフェリノベーション
築120年の古民家を、カフェ兼住宅としてリノベーションしたプロジェクトです。
オーナーご夫婦が育てたお米や野菜。
季節ごとの恵みを使った手づくりの料理。
訪れた人がゆっくりと食事を楽しみ、自然と会話が生まれる場所。
私たちが考えたのは、単に古民家を改修することではありませんでした。
この場所で流れる時間や、ご夫婦の想いまで含めて空間として表現すること。
古民家が持つ風合いや歴史をできるだけ残しながら、新しいお店として心地よく使えるよう整えていきました。
扉を開けると見える土間。
木の香りが残る客間。
昔からそこにあったような建具や家具。
どこか懐かしく、肩の力が抜ける空間です。
お客様に提供される料理と同じように、派手さではなく、丁寧な暮らしが感じられるお店になりました。
■店舗 農家の台所 みのすけ 2022.07.17 Open
フォトギャラリー
古民家の魅力を残しながら、新しい居場所をつくる
古民家には、新築ではつくれない魅力があります。
長い年月をかけて刻まれた柱や梁。
使い込まれた建具。
そこに流れてきた時間そのものです。
今回のリノベーションでは、残せるものはできる限り残し、新しい素材と丁寧につなぎ合わせました。玄関の建具や敷台は再利用し、客間には既存の柱や梁をそのまま活かしています。
新しくつくり込むのではなく、この建物が持つ物語を引き継ぐことを大切にしました。
お店の世界観は、空間から伝わる
店舗づくりで大切なのは、デザインを整えることだけではありません。
どんな料理を提供するのか。
どんな時間を過ごしてほしいのか。
どんな人に来てほしいのか。
その想いが空間全体に表れていることが大切です。
「みのすけ」では、ご夫婦が育てたお米や野菜を使った、体にやさしい食事を提供されています。
だから私たちも、無垢材や自然素材を使い、どこか懐かしく落ち着ける空間づくりを目指しました。
料理、家具、照明、素材。
すべてがひとつの世界観としてつながることで、お店の魅力はより深く伝わります。
私たちは建物をつくるだけではなく、そのお店らしさを形にするお手伝いをしています。