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1級建築士で宅建士、リーフの猪倉です。
前回のブログ「家づくりの流れ」では、注文住宅の進め方の概略についてお話ししました。
今回からはいよいよ詳細バージョンです。まずはステップ1の情報収集についてのお話です。
家づくりを始める最初のステップは、自分たちの理想の暮らしをイメージすることです。
家族で「どんな家に住みたいか」「どんな暮らしをしたいか」を話し合いましょう。
話し合いのポイント
家を建てるには、デザインだけでなく性能や耐久性、設備の知識も重要です。
また、法律の変遷や今後の住宅に求められる基準についても知っておくと役立ちます。
住宅会社が自社の仕様を一方的に進める場合もありますので、情報源としては出来るだけ公的なもの(国土交通省や経済産業省、環境省などから出ている資料)も読むようにしましょう。
住宅においては家具インテリアも豊かな暮らしを彩る大切な要素です。
InstagramやPinterestなどのSNSを活用して、自分の好きなインテリアをチェックしましょう。
好みの写真を集めておくと、後の打ち合わせでイメージを伝えやすくなります。
インターネットや書籍を活用して、住宅の基礎知識を学びましょう。
ここでも住宅会社や実務者が自社の仕様を一方的に進めるものや、特にYoutubeなどは再生回数稼ぎのため、過激なタイトルをつけ、内容はとんでもないものが混じってるので注意が必要です。
下記のオススメには出来るだけ、公平な立場で書かれているものを挙げました。
オススメの情報収集ツール
「開放的なリビング」「家事がラクな動線」など、自分たちの理想の暮らしを言葉にしてまとめましょう。
アナログでもデジタルでもいろいろなツールが出ていますのでどんどんと活用しましょう。
高断熱・高気密住宅は、快適性だけでなく経済的メリットもあります。
特に2050年に向けてはすでに国が住宅の省エネ化のロードマップを作っています。
耐震性については許容応力度計算の耐震等級3の必要性が熊本や能登地震で明らかになっています。
これからどういう家が主流になるかを押さえておきましょう。
家を建てる際には、利用できる補助金制度や住宅ローンについても調べておくことが重要です。
住宅ローンの仕組みも理解して、出来るだけ低金利で借りれるような準備をしましょう。
これらの基本的な情報をすべて自分たちだけで入手するのはなかなか大変です。
各住宅会社や住宅団体が開催している家づくり勉強会や家づくり教室に参加するのもおすすめです。
いきなり個別相談会や住宅展示場、モデルハウスの見学をする前に、基本知識を一通り身に付けましょう。
ステップ1「情報収集」は、家づくりの基礎を築く非常に重要なプロセスです。
理想の暮らしや住宅の性能、デザイン、法制度、費用面など、幅広い視点で情報を集めましょう。
家づくり勉強会やオンラインセミナーも活用して、基礎知識を身につけることが大切です。
次のブログでは、得た情報をもとに、具体的な住宅会社の比較・選定に進んでいきます。
お楽しみに!
【注文住宅の進め方 思い立ってから完成まで】
【注文住宅の進め方 ①情報収集】←本記事
【注文住宅の進め方 ②資金計画】
【注文住宅の進め方 ③住宅会社の選び方】
【注文住宅の進め方 ④土地選び】
【注文住宅の進め方 ⑤設計】
【注文住宅の進め方 ⑥契約・着工準備】
【注文住宅の進め方 ⑦着工・上棟】
【注文住宅の進め方 ⑧完成・引渡】
住宅展示場に行く前にお越しください。
個別相談会やモデルハウス、住宅展示場に行く前に基本的な知識を身に付けましょう。
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キッチン・家具・雑貨など、
実際に来て見て触れてみて下さい。
スタッフ一同お待ちしております。
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