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1級建築士で宅建士、リーフの猪倉です。
先日、兵庫県伊丹市に於いて着工予定のK様邸地鎮祭(じちんさい)をとりおこないました。
地鎮祭とは新しい家や建物を建てる前に、その土地の神様(氏神様)へ工事の安全や将来の繁栄を祈る、日本の伝統的な儀式です。一般的には、神社の神主さんを招き、祭壇を設けて米・塩・酒・野菜・果物・魚などをお供えします。
神主さんが祝詞を奏上し、土地を清める「お祓い」や、草や石を取り除く所作「刈初(かりそめ)」「穿初(うがちぞめ)」などを行います。施主や施工会社の代表も玉串を捧げ、工事の無事と家族の幸せを祈願します。
地鎮祭は必ずしも法律で定められたものではありませんが、日本では古くから大切にされてきた慣習で、これから暮らす土地と良い関係を築く意味も込められています。特に注文住宅や新築工事の際には、着工前の節目として行われることが多い行事です。
リーフではお施主様のご要望により、このような本格的な地鎮祭をとりおこなう場合と、弊社が進行して簡易的にとりおこなう場合の2パターンありますが、今回は簡易バージョンといたしました。その様子をご紹介いたします。
地鎮祭当日は早朝からよく晴れて午前8時というのにもう気温は30℃を超える様子。現地に早めについて、草抜きから始めたのですが、明け方に振った雨のおかげで前日までカチカチに固まっていた土が緩み、抜けやすかったのが救いでした。
1時間ほどかけ、途中、休憩をはさみ、水分補給をしつつ、作業を。奇麗になった敷地に建物の外形に沿って地縄(じなわ)を張ります。初めて敷地に建物の形が現れる瞬間です。そして地縄で囲まれた範囲の中に1坪(約2帖)ほどの簡易テントを設置しました。
テントの下に会議机を1台設置。その上にお供えのお酒、塩、米を置きます。
お祝いのお酒(ビール)も一緒にいお供え。
以前は地鎮祭のお供えというと日本酒の一升瓶を2本括ったものが多かったですが、最近はお客様の好みに合わせて飲み物も自由に選ぶことが多いようです。
作業が終わるころにK様が到着。地鎮祭の進行手順をご説明します。参加者は私と弊社設計スタッフ、インテリアコーディネートスタッフの3名。お施主様ご夫婦の計5名です。
最初にお供えに向かって2礼2拍手一礼にて神様にご挨拶。
続いて、米、塩、お酒を敷地の4方隅に撒いていきます。
4隅に撒き終わったところで終了。この後、ご近所様にご挨拶周り。今回は工事車両が通るであろう道路沿いも含めて20件近く回らせていただきました。これにて地鎮祭の終了となります。
本格的な地鎮祭は準備もコストもかかって大変という方もおおいですが、このような簡易バージョンなら手軽に行う事が出来ます。家を建てる上での最初の節目となるこの地鎮祭。簡易バージョンでの開催も検討されてみてはいかがでしょうか。
今回の「伊丹の家」では工事中の構造見学会や完成後の完成見学会も開催させていただく予定です。スケジュールが決まったらホームページのイベント欄やメールマガジンなどでご案内させていただきますので、お楽しみに!
キッチン・家具・雑貨など、
実際に来て見て触れてみて下さい。
スタッフ一同お待ちしております。
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