2026/02/14
大川家具新春展に行ってきました②
1級建築士で宅建士、リーフの猪倉です。
大川家具新春展の報告レポート「大川家具新春展に行ってきました①」の続きです。
朝早めにホテルを出て、昨夜、レセプションパーティーでお世話になった広松木工さんのショールームへ。昨夜はほとんど展示家具を見れなかったのでじっくりと見学させていただきました。こちらはクルクル回すと高さが変えれるテーブルとスツール。スツールの座面は簡単に取り外し出来て、色も何色も用意されています。

2年に一度開催される、広松木工若手木工職人さんの作品。グランプリを受賞したものが展示されていて、商品化もされているという事でした。若手の職人さんのモチベーションにもつながりますし、「広松らしさ」「広松イズム」を継承していくのにとても良い仕組みです。

同じく、グランプリを受賞して、実際に商品化された作品「MOCCHI」。丸いお餅のようなデザインでサイズも3種類。小さいサイズはスツールに。大きいサイズはテーブルに使えたり、複数人が座れる椅子になったり。とても可愛らしいデザインです。

ショールーム内には家具だけではなく、照明や鞄などの雑貨も。家具の製造過程で出た端材を再利用して様々な小物も作られていました。

広松さんらしいデザインのソファ、TVボード、サイドボードと照明器具。広松らしさって言葉で表現するのは難しいですが
「ウッディシンプル」
「質感とボリューム」
「ストレート」
というようなところでしょうか。素材自体の持つ魅力を引き出して、存在感のあるデザインが特徴です。自然素材を生かした住宅、木の質感を生かした住宅にはとても似合う家具だと思います。

広松木工さんの見学の次は近くのインテリアショップ「丸徳家具」さんへ。
こちらでは昨夜広松さんとトークショーをしていたデザイナーの小泉誠さんの家具作品が展示されていました。
題して「こいずみ産地展」
参加メーカーは
大雪木工(北海道東川町)
若葉家具(広島県府中市)
クワハタ(宮崎県都城市)
一般社団法人わざわ座
井上企画(福岡県大川市)
ちなみにわざわ座とは、大工で作る家具を開発しようという取り組みで私が新住協でご一緒させていただいている工務店さんも複数参加されています。

会場となった丸徳家具店の社長さんも昨夜のトークショーで少しお話しされていましたが、もともとタンス屋さんだった店舗を思い切って減築し、小泉さんのデザインで新ショールームを立てて、椅子専門店のショップに転換したとのこと。
私たちもよく取り扱っている「姿勢の良くなる椅子・アップライトチェア」の生みの親の一人でもあります。
その丸徳家具店さんのショールームは築山のある広い芝生のなかに建てられたとてもカッコいい建物でした。



店内もシンプルに作られたインテリアで家具が映える空間。
参加各社の家具が並べられていました。


会場の片隅になぜかしらミッフィーも。
思わず万博会場からもらってきた?と聞いてしまいましたがそうではなかったようです(笑)


はしごのような階段を上がると隠し部屋が。
こちらは「杉の間」と言って普段は公開されていないらしいです。こちらでも椅子、スツールの展示がされていました。

杉の間からは1階が見下ろせます。
頭だけミッフィーの上に見えるのは小泉さんのデザインでよく使われるモチーフ、「デスクにもなる窓枠」。
高さを低くすると「椅子にもなる窓枠」になりちょっとしたヌックのような空間に。

見ごたえのあった丸徳家具店さんを後に、昨日も訪れた産業会館の総合会場へ。一通り、会場内を見た後、外に出て車を走らせているとたまたま雑貨卸の商社さんの展示会が倉庫で行われているのを発見。リーフでも何点か雑貨を仕入れさせてもらってる商社さんです。当初の予定にはありませんでしたが、急遽、車を止めて見学させてもらいました。

最後に向かったのが立野木材さんのショールーム。
昨日、総合会場内でも見学させてもらいましたが、ある企画の打合せに再度、本社を訪問させていただきました。
こちらを初めて訪問したのは20年ぐらい前。当時はショールームもなく、工場だけでしたが、今の社長さんになり、ブランディングを進められ、デザイナーさんとも協同して立派なショールームが出来上がりました。
我々のショールームでも思いますが、やはりどのような空間で見せるかってとても大事ですね。


ショールーム内にはリーフでも取り扱っている家具たちが沢山展示。

立野さんのデザインの特徴はやはり女性らしい柔らかさとコンパクトさ。朝に訪れた広松さんのデザインがどちらかといえば男性的なのと比べて対照的です。おひとり様の女性の暮らしにとても似合いそうなイメージです。

この半円テーブルもその一つ。2人暮らしまでだったらこのサイズでも十分です。質感もあり、デザインもシンプルでマンションなどの空間にも溶け込みそうです。

こちらもフェミニンな感じのデザインのソファ。通常のサイズよりもロータイプで造られています。同じ天井高のお部屋でも家具をロータイプにすることで広く感じますし、ゴロ寝できるのも楽でいいですね。最近は天井高を押えて落ち着きのある空間を意識している住宅も多いので、このような家具も似合うかと思います。

同じくロータイプのテレビボード。
壁掛けテレビやテレビスタンド、プロジェクターが普及したり、そもそもテレビを置かずに各自でタブレットで好きな動画を見たりと、ライフスタイルが変化しつつある今、テレビボードというジャンルも将来は無くなるかもしれません。
それでも、機器の収納やディスプレイ台としての機能は残るでしょう。
それを予感させてくれるようなデザインです。

そしてリーフの展示品の中でも一番人気の丸テーブル。脚の形状が1本タイプなので360度どこからも椅子を置けてとても便利です。完成見学会でもよく利用しています。

2日間、あわただしく回った大川家具新春展。スタッフ全員でいったおかげで現在の家具の潮流を共有することができました。何よりも、今回訪問したメーカーさん何社かとの間で、いろいろと新しいプロジェクトが生まれそうなのが大きな収穫でした。
家具キッチンというインテリアを源流に持ち、高性能注文住宅の設計施工ができるリーフだからこそ、家具インテリアの魅力がいっぱいに詰まった家づくりがご提案できます。第1弾は今年の5月頃から動き出しそうです。是非、お楽しみに!
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