2019/03/24
平成31年度のZEH助成金
大阪の高性能注文住宅、リーフアーキテクチャの猪倉です。
暖かくなったと思ったら、寒さが舞いもどったり、まさに三寒四温の今日この頃、
皆さん、体調など崩されていないでしょうか。
少し前になりますが、先日、ネットゼロエネルギーハウス(ZEH)の補助金事業の説明会に参加してきました。
おおむね、昨年と同じなのですが、これから家づくりを考えておられる方にとってはお得な情報もありましたのでご報告させて頂きます。
ZEH助成金の主体は3省
会場は、中之島にあるグランキューブ大阪(大阪国際会議場)
かなり広い会場ですが、ほとんど満席状態でした。

ZEHの助成金事業を行うのは
- 経済産業省
- 国土交通省
- 環境省
の3省となります。
それぞれに、中身も対象も変わってきます。
本来、ZEH事業は、国が定めた省エネのロードマップを促進する為に設定されました。
平成30年7月に閣議決定された、エネルギー基本計画の中で
「住宅については、2020年までにハウスメーカー棟が新築する注文住宅の半数以上で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」という政策目標を実現するために様々な施策が講じられています。
実は、その一環として
「2020年に省エネ基準を義務化する」という目標もあったのですが、
「対応できる設計者、工務店が少ない」ということで義務化が見送られ、
説明義務のみ加わることとなりました。
方や、今回のような説明会に参加されている意識の高い工務店がある中で、いまだに「省エネ基準レベル」すら満足に施工できない、また計算すらできない実務者がいるというのは驚きでもあります。
この話は、長くなるので別の機会に譲るとして
とにかく、真面目に省エネ建築に取り組んでいる工務店にとっては現在、国がどのような施策を
進めようとしているかを知っておくのはプロとしての義務だとも思います。
戸建てから集合住宅まで様々なZEH推進事業
さて、一口にZEH推進事業といっても様々な種類があります。
- 戸建て住宅を中心にしたZEH
- 集合住宅を中心にしたZEH-M
- さらに高性能をめざすZEH+
- 排出CO2を極限まで減らすLCCM
などなど、
さらに、戸建てZEHの中には寒冷地で低日射地域を配慮したNearyZEHや、
都市部の狭小住宅に配慮したZEHOriientedなども用意されています。
一覧にまとめられたものがこちら。

環境省ZEHと国交省グリーン化ZEHがおススメ
数ある助成金のなかでどれを狙っていくかですが、基本的には
環境省ZEH
国交省グリーン化ZEH
が比較的取得しやすいのではないかと思います。
環境省ZEHの補助金は70万円。
公募形式と言って6月ごろから募集が開始されます。
昨年の場合は募集開始からあっという間に定数をオーバーし、採択数の10倍ほどの申し込みがあったようです。
申し込みをしたからと言って必ず枠が与えられることはなく、なかなか厳しいのが現状。
ただし、新規取り組み枠、といって、ZEHの施工経験が少ない工務店委は優遇枠があり
こちらは昨年もかなり空き枠が出ていました。
もう一つ国交省グリーン化ZEH(正式名称は、地域住宅グリーン化事業)。
こちらは補助金額は140万円となります。
これは地域の中小工務店向けに作られた制度で、工務店や設計事務所、部材供給業者がグループを造り、そのグループで採択枠を獲得するものです。
環境省ZEHなどではなかなか採択枠が取れない中小工務店にとっては心強い味方です。
ZEH助成金って得なの?
さて、このような助成金ですが一体どれぐらいお得なのでしょうか。
一般の高性能住宅(言い方がおかしいですね^^; C値Ua値とも0.5以下クラスを想定してます)
をベースに考えた時にZEHにすることでアップする費用は
- 給湯設備 ガス湯沸かし器(エコジョーズ)からエコキュートへ変更
- 太陽光パネル 6キロワット程度を装備
- 申請のための性能評価照明(BELLS)の発行
などで200万円から250万円位になってきっます。
これに対し、グリーン化事業の助成金を得れたとしても60万万円から110万円位は
出費の方が多くなってきます。
いくら、助成金が入るからといっても、その取得のためにはそれを上回る費用が
必要だということは知っておかれた方が良いかと思います。
しかし、いずれ太陽光パネルをと、考えておられる場合は、新築時にしか使えない
この助成金をもとに計画されてみてはいかがでしょうか。
ZEH助成金を扱える工務店は?タイミングは?
さて、ではどうやって助成金を扱ってる工務店をさがすか、です。
ZEH助成金を扱おうと思う工務店はかならず「ZEHビルダー登録」をしておく必要があります。
ビルダー登録をしている工務店はこちらでも探すことができますし
ホームページに登録マークの表示を義務付けられていますので、そちらからでも判別できます。
ちなみにリーフアーキテクチャの登録マークはこちらです。

また、助成金を申請するタイミングですが、国の事業のため、案外とスケジュールがタイトです。
年度当初の4月1日から各省において準備が始まり、募集開始が6月ごろ。
募集に対して工務店が応募し、うまく受理されて着工許可が出るのが7月ごろ。
また、完了報告書も基本年度内(翌年3月末)までに提出しないといけないため、
着工時期が事実上7月から12月ごろの現場に限定されてしまいます。
7月着工を目指すには遅くとも4月には土地が決まり、
5月には設計が決まって申請できるスケジュールが必要です。
今から土地探しをとお考えの方はこの春から夏までに土地決定すれば、
ZEH助成金の利用の可能性が高くなります。
うまく使えば大変お得な助成金。
リーフアーキテクチャではZEH助成金のご相談も承っています。
お問い合わせはお気軽に下記までどうぞ(^^)
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大阪の注文住宅ならリーフアーキテクチュア
株式会社リーフ 代表 猪倉 厚
1級建築士・宅建士・インテリアコーディネーター
リーフ大阪南港ショールーム
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